オスグッド
こんなお悩みはありませんか？
スポーツや部活動の後、ジャンプやランニング後に膝の下が痛む
膝のお皿の下が腫れぼったくなり、触ると熱感を感じる
運動を休んでいても膝の痛みが続き、特に夜間に痛みが強くなる
膝の下が出っ張っている
膝を曲げると痛みが生じ、しゃがむ動作や階段の上り下りがつらい
オスグッドについて知っておくべきこと
原因
成長期の子供や若者に多く見られ、特にスポーツをしている子供に発症しやすいです。膝の下の脛骨粗面が炎症を起こし、痛みや腫れを引き起こします。
症状
膝の下に痛みや腫れが生じ、運動後に痛みが増すことが多いです。膝を曲げると痛みが強くなることもあります。
施術法
基本的には安静にし、アイシングやストレッチを行います。痛みがひどい場合は、医師の診察を受けることが重要です。症状が軽減するまで数週間から1ヶ月程度かかることがあります。
予防
スポーツ前の準備運動やストレッチをしっかり行うことが予防につながります。また、適切な姿勢を保つことも重要です。
成長痛との違い
オスグッド病は膝の下の骨の部分に痛みが集中し、成長痛とは異なります。成長痛は一般的に脚全体に痛みが広がることが多いです。
これらのポイントを押さえて、適切な施術を行うことが大切です。
症状の現れ方は？
オオスグッド・シュラッター病の症状
オスグッド・シュラッター病の症状は、主に膝の下に痛みや腫れが生じることです。特に運動後に痛みが増すことが多く、ジャンプやランニングなどの動作で症状が悪化することがあります。膝の下の脛骨粗面が炎症を起こし、触れると痛みを感じることがあります。また、膝を曲げると痛みが強くなり、しゃがむ動作や階段の上り下りがつらくなることがあります。
重症化すると、脛骨粗面が隆起し、見た目にも膝の下が出っ張っているように見えることがあります。安静時には痛みが和らぐことが多いですが、運動を再開すると再び痛みが生じます。また、膝の可動域が制限されることもあり、日常生活に支障をきたすことがあります。
その他の原因は？
成長期の骨の発達
成長期には骨が急速に成長しますが、筋肉や腱の成長がそれに追いつかないことがあります。このため、膝の下の脛骨粗面に過度な負荷がかかり、炎症を引き起こすことがあります。
スポーツ活動
サッカー、バスケットボール、バレーボールなど、膝を頻繁に使うスポーツをしている子どもに多く見られます。これらのスポーツでは、ジャンプや急な方向転換が多く、膝に大きな負担がかかります。
筋肉の柔軟性の低下
大腿四頭筋やハムストリングスの柔軟性が低下すると、膝への負担が増加し、オスグッド病を引き起こしやすくなることがあります。
姿勢の悪さ
猫背や偏平足など、普段の姿勢が悪いと膝に不均等な負荷がかかり、オスグッド病のリスクが高まることがあります。
オスグッドを放置するとどうなる？
オスグッド・シュラッター病を放置すると、いくつかの深刻な問題が発生する可能性があります。まず、痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたすことがあります。膝を曲げたり運動するたびに痛みが生じ、活動範囲が制限されることがあります。
さらに、成長期の骨が変形し、膝下の隆起が大きくなることがあります。これにより、見た目に違和感が生じるだけでなく、将来的に膝に負担がかかりやすくなる可能性があります。また、痛みを抱えたままスポーツを続けると、フォームが崩れ、他の部位にも負担がかかることがあります。これにより、運動パフォーマンスが低下し、二次的な障害が発生するリスクもあります。
最悪の場合、炎症が周囲の組織に広がり、施術を受けることが難しくなることもあります。早期に適切な施術を受けることで、これらのリスクを軽減し、症状の軽減が期待できるため、早めの対応が重要です。
当院の施術方法について
大腿四頭筋の筋緊張を緩和させる方法についてご紹介します。
まず、脛骨粗面に対する牽引力を緩和するため、手技を用いて大腿四頭筋の筋緊張を軽減します。次に、足関節の柔軟性を高める方法を行います。足関節は地面に最初に接する関節であり、足関節が硬いと地面からの衝撃が膝に加わり、オスグッド発症のリスクが増します。
そのため、手技を用いて足関節の柔軟性を高め、膝関節にかかる負担を減らすことができます。
◆股関節の可動域を広げる
股関節は肩関節と並び、身体の中で最も可動域の広い関節です。股関節の可動域が狭くなると、その下にある膝関節に悪影響を及ぼすことがあります。膝関節の可動域を広げることによって、地面からの衝撃を吸収し、膝関節にかかるダメージを減らすことが可能になります。
◆マイクロカレント
当院では、微弱電流治療器エレサスを用いたマイクロカレント療法も行っています。患部に微弱な電流を流すことで、疼痛の軽減や症状の軽減が期待できます。また、微弱電流により、身体の回復機能を高める効果も期待できます。
改善していく上でのポイント
安静にする：痛みがある場合は、運動を控えて膝を休ませることが重要です。無理に運動を続けると、症状が悪化する可能性があります。
アイシング：膝の痛みや腫れを軽減するために、アイシングを行います。運動後や痛みが強いときに、15〜20分間冷やすと効果が期待できます。
ストレッチ：大腿四頭筋やハムストリングスなど、膝周りの筋肉を柔軟に保つために、定期的にストレッチを行います。これにより、膝への負担を軽減できます。
筋力トレーニング：膝周りの筋肉を強化することで、膝への負担を減らします。特に内側広筋やハムストリングスのトレーニングが効果が期待できます。
適切なシューズの選択：クッション性のあるシューズやインソールを使用することで、膝への衝撃を和らげることができます。
栄養管理：成長期の子供は、バランスの取れた食事を心がけ、骨や筋肉の成長をサポートすることが重要です。
これらのポイントを実践することで、オスグッド・シュラッター病の症状を軽減し、再発を防ぐことができます。
