不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 「夜、布団に入るがなかなか寝付けない」「眠りが浅くて途中で目が覚めてしまい、寝たり起きたりを繰り返してしまっている」「早朝に自分の意志とは関係なく、目が覚めてしまう」「寝ても寝ても満足感が得られず、疲れた感じがする」これは全て不眠症に当てはまるのでしょうか。
A はい、全て不眠症に当てはまります。不眠症には4つのタイプがあり、寝付きが悪くなる「入眠障害」、眠りが浅くなり途中で繰り返し目が覚めてしまう「中途覚醒」、早朝に自然と目が覚めてしまう「早朝覚醒」、寝ても寝ても満足感が得られない「熟眠障害」です。
そもそも不眠症は、「長期間に渡る夜間の不眠」、「日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」、この二つが認められた場合に不眠症として診断されます。
また不眠症は原因が様々となる為、対処方法もそれぞれ異なります。まずは一度お気軽にご相談下さい。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 理想の睡眠時間は、本やテレビなどで色々言われていますが結局のところどれぐらいの時間が理想なのでしょうか。また年齢を重ねると、長く眠れなくなると聞いたのですが、年齢と共に必要な睡眠時間は変わってくるのでしょうか。
A 理想の睡眠時間ですが、実のところ個人差があります。日本人の平均睡眠時間は約7時間といわれておりますが、それより短くても平気な方もいれば、より長く眠らないと寝足りない方もいます。
また、年齢と共に必要な睡眠時間が短くなるような傾向にあります。これは加齢による体内時計の変化によるもので、血圧や体温、ホルモン分泌などの睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しとなる為です。さらに、加齢と共に睡眠も浅くなっていくようです。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 不眠症状を軽減させるために内服薬がありますが、飲み続けることによって、今度はその薬がないと寝れなくなってしまいそうで不安です。このまま薬を飲み続けても問題ないのでしょうか。また、内服薬以外にも治せる場合はありますか。
A 確かにお薬の場合ですと飲み続けることによって、薬がないと寝れなくなってしまいそうで怖いという話はよく聞きます。
そこで、当院で行なっている「極上ドライヘッド」をおすすめします。極上ドライヘッドとは頭部周りの筋肉を優しく解してあげることにより、筋肉の緊張を少なくして睡眠の質を上げることができます。また、頭痛でお悩みの方にもおすすめです。実際に通院していただいている方からも、寝つきが良くなった、頭痛が軽減されたなどのお声をいただいております。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q ここ最近、不眠症と生活習慣病が関連することをテレビなどで目にする機会が増えてきています。ですが睡眠不足というだけで、なぜ生活習慣病に関連するのか、また、なぜそのような病気のリスクを上げてしまう事になるのでしょうか。
A 慢性的な不眠症は、糖尿病や高血圧のリスクを高めてしまうことになります。睡眠不足から食欲に関連するホルモンが増大するため、肥満を招くと考えられております。肥満になることで糖尿病と高血圧さらに狭心症、心筋梗塞などの心疾患、脳血管疾患よリスクが大幅に上昇してしまいます。
また、筋肉が緊張していることでも不眠につながるため、睡眠前はなるべく早くリラックスすることが大切です。
当院では不眠に関する施術も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 眠れない状態が続いていることはわかるのですが、実際にどのようにして眠れないようになってしまっているかいまいちイメージがしづらいので、身体の中で何が起こって眠れなくなってしまっているかのメカニズムが知りたいです。
A 自律神経のバランスの崩れが不眠を引き起こしています。自律神経は主に「交感神経」と「副交感神経」により分類することができます。
交感神経は主に心と体を活発に動かす際に働く自律神経です。主に心臓の働きを活発にさせる作用があります。心臓の働きが活発になることにより血圧・拍動・体温を上昇させ身体を元気に動かすことができるイメージです。
その交感神経が優位になってしまい、睡眠しやすい状態に身体を持っていけなくなってしまいます。