骨盤矯正・姿勢矯正
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お身体のお悩みについては様々なものがあります。多いものでは『頭痛』『肩こり』『腰痛』など、日常茶飯事ですよね。
例えば腰痛・・・日本人には腰痛持ちが多いと言われています。一言で腰痛と言っても種類はたくさんです。慢性的な腰痛で「子供の時からずっと痛い」という方や、「今までは痛みも特になかったのに何かの拍子に突然痛み出した」という方、いわゆるぎっくり腰です。それだけでなく、左右差のあるものや、足まで痛みや痺れが出ているパターンもあります 。このように腰痛1つとっても様々な種類があります。
お身体のお悩みは尽きることがありません。でももしこれらの原因を突き止めることができ、さらに治せたらどうでしょうか?
それらのお悩みは、もしかすると骨盤の歪みが原因かもしれません。東小金井駅北口接骨院では、骨盤をしっかり整えることで、本来の健康的で美しいお身体へ導いていきます。
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骨盤の役割とは
骨盤は寛骨(腸骨、坐骨、恥骨)・仙骨・尾骨で構成されている骨で、身体の中心に位置しています。下半身で両足を支え二足歩行を可能にし、上半身では背骨を通して脳を支えているため、骨盤は身体にとってかなり重要な役割を担っていると言えます。人間の動作の基本となる『立つ』『座る』『歩く』の全てに関わっているのです。
それだけでなく、女性であれば妊娠中の胎児や臓器を支える受け皿としての機能、座位姿勢での土台であったりと様々な仕事をしているのが骨盤です。
そんな重要な骨盤がズレてしまうということは、これらの機能をきちんと果たせなくなってしまうということになります。 -
なぜ骨盤はゆがむのか
骨盤の歪みには様々な要因があります。ある日突然ズレる・・・ということはそうそうありません。日々の小さな癖の積み重ねによって、だんだんとズレていってしまうことがほとんどです。例えば昔から足を組む癖があったり、毎朝ご飯を食べながら横に置いてあるテレビを見ている・・・といったことからズレや歪みは生まれてくるのです。
歪みには筋肉も関係してきます。足を組む体制は筋力を使わなくても身体がロックされるため楽に姿勢を維持できますし、単純に日頃の運動不足でも筋肉は衰えていきます。そのようにして衰え下がった筋肉に引っ張られて骨盤の歪みができてきます。
また、骨盤の形は女性と男性で異なります。女性の場合妊娠や出産があるため男性に比べて横幅が広く柔軟性に富んでいます。そのため男性よりも女性の方が骨盤が歪みやすいと言われています。 -
骨盤がゆがんでいるとどんな症状が起きるのか
これだけの役割を持っている骨盤が歪んでしまうと、当然様々な不調が起こってきます。
骨盤の歪み方には大きく分けて四つのタイプがあります。
1.前後に歪んでいるタイプ
反り腰や猫背になりやすくなります。
2.開きタイプ
O脚になりやすいタイプです。
3.傾きタイプ
側弯症、外反母趾になりやすくなります。
4.ねじれタイプ
肩こり腰痛が頻発します。
また、骨盤の歪みはダイレクトに足の長さや開きに影響します。人の足は正しい位置にあれば体重を一番効率よく支えることができる構造になっています。ところが、骨盤の歪みによって左右にかかる圧に偏りが出てしまうと、バランスをとるために筋肉にしわ寄せが来てしまい、コリや関節の痛みにも繋がってきます。 -
当院の骨盤矯正治療とは
当院の骨盤矯正は気になる症状に合わせて様々あり、全身矯正・上半身矯正・下半身矯正・産後矯正・ストレッチ矯正など、その方に合わせたオーダーメイドの施術法を提案させて頂いております。特にオススメなのは全身矯正で、首・肩・背骨・骨盤・股関節・膝・足首とすべての個所にアプローチさせていただきます。
確実にバランスを整えていくことが出来る確かなテクニックで施術をおこないますので、今まで骨盤矯正を受けたことが無いという方もご安心ください。
また、当院ではマッサージ・ハリ・電気を組み合わせた矯正施術を行っております。筋肉の硬さをとった後に矯正を行っていくことで、効果が発揮されやすくなります。流れとしては
⓵現在出ている症状や、からだの状態をお聞きします。
②姿勢・骨盤の状態をチェックさせて頂きます。
③骨盤矯正の前に今の骨盤の状態が開いているのか、閉じているのか、傾いているのか説明いたします。
④骨盤矯正の施術をおこないます。
⑤施術後の説明。日常生活で注意してほしいことや、自宅で出来る体操等をご説明いたします。 -
その治療をうけるとどうなるのか
骨盤の歪みを矯正することによる利点には様々なものがあります。上記した通り沢山の役割を担っている骨盤だけに、正しい位置、角度、開きに戻るだけでかなりの問題は解決できます。例えば姿勢に関してです。
本来人間の背骨はS字を描いていて、上からの圧を効率よく逃がせる構造になっています。ところが、骨盤の歪みが原因で背骨が正しいS字を描くことが出来ずに筋肉に負担がかかり、肩こりや腰痛が出ているという方が非常に多いです。骨盤を矯正することで、背骨を正しいS字に戻すことが出来れば骨格だけで体重を支えることが出来るので、筋肉への負担を劇的に減らすことができます。
また、姿勢が良くなることで内臓にも変化が出ます。内蔵の位置が正しく戻ると消化が良くなったりお腹の出っ張りが無くなったりと、思わぬ効果も沢山あります。
治療頻度は
基本的に1回の施術で全て良くなることはありません。そもそも骨盤の歪みは長い時間を掛けて少しずつ生じたものがほとんどなので、元に戻すまでにもそれなりに時間と回数がかかります。ただ骨盤の歪みの程度や、施術を受けられる頻度は人によって異なるため、一概にこの期間で治りますとハッキリ言うことは出来ません。また、治すと言っても何をもって治癒とするかは人それぞれです。目安としては週2~3回の治療を6ヶ月続けることが出来れば根本的に痛みが出にくく、姿勢が歪みにくいお身体を作ることが出来ると言われています。実際に通院できる頻度や目標によってはもう少し期間を縮めることも出来ます。
骨盤矯正でよくある質問と回答①
Q.時間はどれくらいかかりますか?
A.患者様のお身体の状態や、どのようなお身体にしていきたいかという目標にもより変化するため、ハッキリと時間をお答えすることはできません。しかし、経過としては施術後の状態がどれほどの時間継続していくのかが大きな指標となります。
施術を開始して翌日に戻ってしまう状態だと、まずは1週間状態が維持できるところを目標に1日おきに施術を行います。状態の維持が2日できるようになれば2日おきに施術を行なっていくことが大切です。それが1週間→2週間→1ヶ月と段々と長くなって、卒業に向けて施術を行なっていきます。
骨盤矯正でよくある質問と回答②
Q.歪みは治りますか?
A.一度の施術でその時の症状が軽減されることもありますが、歪みが完全に治ることはありません。一度のみの施術では歪みが簡単に戻ってしまうことがほとんどです。しかし、継続して施術を行うことで状態を維持していくことが可能となります。
体の歪みは1日で歪んだわけではなく、日常生活の動きや癖、仕事など長い時間をかけてゆっくりと変化することで生じます。歪みが完全に戻ってこない状態になるには多くの時間がかかりますが、当院では患者様に合った施術で痛みがないことを当然とし、姿勢の良い状態が維持できるようになるまで施術をさせていただきます。
骨盤矯正でよくある質問と回答③
Q.ぎっくり腰にも骨盤矯正はやった方がいいんですか?
A.ぎっくり腰になってどれくらい日数が経ったかにもよりますが、基本的には急性期(ぎっくり腰になってから2〜3日の間)は骨盤矯正は行わない方がいいと思います。なぜなら、炎症が起こっている可能性が高い関節を矯正で動かしてしまうと炎症がひどくなってしまい、最悪歩くのが困難になったり、しばらく立てなくなってしまうことがあるからです。
おすすめとしては、腸腰筋と言われる筋肉をストレッチしたり、なるべく腰から離れた所から腰の筋肉を緩めてあげるような手技だったり、痛みを感じにくくする様な施術をしてあげるほうが後々治癒を早められます。急性期が過ぎ去って慢性的な症状になり次第矯正を行うことで、ぎっくり腰の予防や筋肉の緊張の緩和、身体の動きやすさが出て腰痛が楽になります。
また、反り腰や猫背の施術にもなったりするので、姿勢でお悩みの方などにもおすすめできます。
ただし、矯正で全てが治るわけではないので、もし今お悩みの症状がございましたら担当の施術者にご相談頂ければお身体にあった施術を提案させていただきます。
骨盤矯正でよくある質問と回答④
Q.矯正は上半身か下半身のどちらかだけではだめなのですか?
A.結論から言うと、全身の矯正の方が身体全体のバランスは整いやすいです。
身体の歪みは上半身と下半身の連動性の崩れによっても起こることがあります。例えば、片足重心を取ることによってまず足の筋力のアンバランスが発生し、次に骨盤の歪みが起こります。それによる頭の傾きをカバーしようと頸部周りの筋肉が緊張してしまう、といったことがあります。
また、腹横筋や腹斜筋のように上半身と下半身を直接繋ぐ筋肉もあるため、片方の歪みだけを取っても元に戻りやすさが全身に対して行うのとでは大きく違いが出てきます。
骨盤矯正でよくある質問と回答⑤
Q.姿勢悪化の原因は何ですか?
A.姿勢が悪くなる要因には、筋肉の疲れやストレスなどがあります。
ほとんどが日常の生活の中に原因があり、筋肉の疲れによって肩こりなどが発生し、筋肉が緊張を起こして血流が悪くなるために痛みが起きます。また、冬の寒い時期に運動不足や縮こまった姿勢を取りがちです。その結果、血液の流れが悪くなることで体の不調に繋がります。
バイクや車の運転、パソコンを日常的に使うなど、目や腕を酷使している人には巻き肩という形で起こりやすいです。そのため、日常的に同じ姿勢を長時間キープせず、肩を回したり座りっぱなしの場合は立つなど動作を組み込むことで軽減が見られます。